三日正月
新生児に藁ぞうりをはかせ、女児には竹ザル(ソイ)、男児には竹篭(ティル)を持たせ海水に足をつける(新浜踏まし)を行い、親族で潮干狩りに行き浜辺で祝宴を行う。蓬餅は、神前にお供えした後皆に配られ食する。これは、特に女の節句とされるが、女児のみならず災厄祓いの祭りでもある。
5月5日
男児の節句で、ショウブを軒にさしたり子どもの頭に巻いて災厄・魔除けとした。
お盆祭り(イヤープジ)
旧暦の7月13日~15日に行われる。神棚のある部屋(ウイヤー)で、縁側に向かい新しい蓆をひき手前に食代、その上に高膳を置き、高膳には生花、神酒、水、洗い米、お茶を供え、別膳に山盛りのご飯と魚や野菜の煮付けと刺身を供え、芭蕉の葉の上におにぎり5~9個と米や野菜などの農作物を供えて線香をつけて拝み、消えるとまた線香をつけ拝む。これを3回行い、皆で食事し時間をみはからいもう一度拝み神送りをする。
シニグ祭り
稲穀の祭りで2年に1回行われる。
豊年祭
旧暦の3・8・10月の15日に行われ、与論十五夜踊りが奉納される。